かりん先生のドックトレーニング講座

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犬のボディーランゲージの説明

犬のボディーランゲージの説明
 
ボディーランゲージとは視覚によるコミュニケーションである。犬は言葉で会話するのではなく、体・顔・耳・尾・動作などを使い、お互いの意思を伝達している。
体の一部だけではなく、総合的に見る必要がある。
 
★先制型攻撃(挑戦)
耳を前方に向けて、鼻にしわを寄せ、犬歯をむき出しにして相手を睨みつける。
頭を上げて、足を踏ん張って立って、体を少し前のめりにし、毛を逆立てて唸り声を上げる。
敵が一歩でも近づいたら攻撃しようという構え。
 
★防御型攻撃(回避)
姿勢を低くして、しっぽは丸めて後足の間にしまい、毛を逆立てます。
耳を後方に倒し、くちびるを後ろに引いていたら恐怖心を感じている。
耳を後ろに倒しながらも、鼻にしわを寄せて歯を見せ、唸り声を上げたらさらに恐怖心が高まっているサイン。
追い詰められれば攻撃に出る危険な状態。
 
★警戒
耳を前方に向けて、口を閉じ、しっぽを立てる。遠くまで見えるように高い姿勢をとって、注意を集中させる。
 
★恐怖
しっぽを下げる。
怖いことがあった時に下がる。
 
★恐怖、服従
姿勢を低くして、しっぽを隠しこむ
恐怖の場合、毛を逆立てたり、鼻にしわを寄せて歯を見せる
服従の場合、もじもじと這いつくばるようにフセをしたり仰向けになる。
 
★警戒、攻撃
しっぽを立てる
前方に何か気になるものを見つけたり警戒している
相手に挑戦的に攻撃をする構え。
 
★喜び、攻撃
しっぽをふる
体をくねらせたり、明るい声でわんわんと軽く吠えたり、全身で嬉しさや楽しさ、友好の気持ちを表現する。
攻撃体勢をとっている時もしっぽを振る時があるので前傾姿勢になっていないか、警戒心むき出しで吠えていないか注意する。