犬に挨拶するときに注意すること
★目線を合わせないようにする
★上からいきなり触らない
★大きい声で近づかない
☆近づくときは半円を描きながら近づく
☆触るときは胸のあたりをさわってあげる
☆手の甲を嗅がせて嫌がっていなければ触ってあげる、犬が後ずさりしたり怖がっていたら無理に触らずに立ち去る
お互い仲良くなるために注意しましょう
犬同士を挨拶させる時の注意点をご紹介しようと思います。
☆犬のリードなゆとりを持ってしっかり持ちましょう。ピンとはった状態は避けましょう。
☆飼い主の緊張は必ず犬に伝わります。犬を信頼してできるだけリラックスした状態で接しましょう。
☆犬が助けを求めて来たら必ず助けてあげましょう。犬がもう相手の犬と接したくないと助けを求めてきてるのに「ほら挨拶しなさい」と犬の前に突き出すと犬は飼い主を守ってくれない人と認識します。
☆よく散歩中など飼い主が犬同士のリードをちょんちょんと引く行為をしていますが、無理やり会わせることで
・なされるがまま
・攻撃をする
・避ける
というような行動を犬がとってしまいます。
☆犬同士をあいさつさせたい時は20メートル以上離れた位置から少しずつ行いましょう。
☆犬はくっつきすぎると大ゲンカになるのではないかと仲裁にやってくる。
☆顔同士があまりに近すぎると犬は喧嘩に発展してしまうのではないかと目をそらす。
☆人間にとって抱きつくことは親愛の証であるが、犬にとっては距離が近すぎて居心地が悪い。
☆後ろ足の間が広がっているとき、犬は不安なのかもしれない。
☆犬が良い行動をしたら必ず褒めよう。しばらくたって褒められても犬にはなんのことかわからない。
☆犬を自分のもとへ来させたい時にリードを引っ張ってはいけない。必ず犬を呼んだりおびきよせる。力を使わずいかに犬をコントロール出来るかが大事。
☆犬が近づいてきたら直接のアイコンタクトは避けるため顔を背けましょう。体の横をみせたり体重の重みを後ろにかけよう。
☆面識のない犬には少し距離を取っておやつをあげよう。
☆犬が心配そうなシグナルを出していたら顔を背けるなり、犬を安心させてあげよう。犬が好奇心を持ってくれるように努めよう。
オスワリ
フセ
マテ
オイデ
ツイテ
など基本的なトレーニングです。
トレーニング中は
・成功したらすかさず褒めること
・犬がこちらの意図する行動をしようとした時にしっかり褒めること
・犬がその行動をした時にコマンドを必ず言うこと
・意図した行動をしないとき「No」や「あ”」と言うこと
★オスワリ★
対面した状態で鼻先にフードをつけて犬の鼻先から犬の頭の方向へフードを持った手を動かし、おしりが地面についたら褒める
★フセ★
右足でトンネルを作り、トンネルの反対側におやつを見せる。くぐり抜けてフードを食べに来るときに犬の腹が床についたら褒める
★マテ★
オスワリをした状態でフードを見せる。マテをしている間だけフードが近づいてくる。動いたらフードが遠くに行く。マテは犬にどれだけ緊張感を生むかが勝負。最初は一秒、二秒と徐々に時間を延ばす。待てたらしっかり褒める。
★ツイテ★
犬と対面した状態から左足を一歩引き、自分の体の左側に6の字を書いて体の左にぴったりとついたら褒める。褒める時にフードを与える手は必ず自分の左側、犬の顔の正面で与えること。
★スタンド★
立ってと言いながら、犬の腹を下から押してやると自然と立つので褒めてあげる。
★オイデ★
フードを胸元に持ち、犬と一歩程離れる。「おいで」と言いながらフードを持っている手を胸元から下げる。これができるようになってきたら長めのリードを用意してリードを引きながら「おいで」と言い、フードを持っている手を胸元から下げる。自分のつま先あたりまで犬が来たらフードをあげる。
★アイコンタクト★
フードを犬の鼻先に付けてその手を自分の目の前に持ってくる。自然と目が合うので目があったらいいことがあることを示すためにすかさずフードを与える。この動作を行いながら犬の名前を呼ぶ。
★ハンドマグネット★
フードをグ-で握る。においを嗅ぎに来て、鼻が手についたらあげる。自分の体の右側でフードをグーで握る。左側に手を移動さし、においを嗅ぎに来て鼻が手についたらあげる。鼻が手につく回数をだんだん増やしていく。
★ハウス★
フードをハウスに投げ入れる。犬がハウスにフードを取りに入るときに「ハウス」と号令をかける。それができるようになってきたら犬を左につけてウロウロした後自分はハウスの右側へはけるが「ハウス」という号令と共にフードをハウスに投げ入れる。
★マット★
タオルを床に敷く。そのタオルに犬が乗るように誘導する。タオルの上で手の甲を上に向けてフードを持つと犬はフードを欲しがって伏せをするのでその時に「マット」と号令をかけてフードを与える。
★誘導時フードを持っている手をかじかじしても手を引かず、そのままかじかじさせる。
★訓練は必ず成功して終わること。
★怖がりな犬には地面にフードを投げてあげること。
★犬が良い行動をとろうとしたらすかさず「そう」と褒めること。
★犬がいけない行動をとろうとしたらすぐに「いけない」と言うこと。
★リードは普段ゆったりと持って刺激を与えたい時だけひっぱるようすること。
★動物は頭を制すると体はついてくるので、まずは頭を制すること。
犬が問題行動を起こすこと
これはすべて飼い主に責任があります。
一度覚えてしまった問題行動はなかなかなおりません。
未然に防ぐことが一番ですが、覚えてしまった問題行動はじっくり時間をかけてなおしていきまよう。
犬が問題となる行動を起こした時、飼い主さんはどのように対応しているのか?
その結果どのようなことが起きているのかしっかり分析しましょう。
犬のトレーニングで一番大切なのは白黒はっきりさせることです。
犬にとってグレーゾーン程わかりにくいものはありません。
「まぁーいっか」は必ずやめましょう。
トレーニング中は犬に遠慮をしてはいけません。
かわいそうだと思わないことも大切です。
例えば犬を連れている時、まっすぐに歩けない。
飼い主が犬に歩調を合わせているからこのような事態が起こります。
飼い主は毅然とした態度で犬と接することが必要です。
飼い主がしっかりしたリーダーであれば犬は安心して生活を送ることができます。
犬のストレスと少しでも減らすためにもしっかりとしたリーダーシップは非常に大切です。